サーバーワークスは上期の連結業績がクラウド事業の伸長と生成AIの活用拡大により大幅に改善。通期業績予想も上方修正となり、AWS等の要因で売上高・利益が前年を上回る見通しとなっている。
サーバーワークスの決算説明によると、第2四半期の連結業績は売上高・営業利益ともに前期を大きく上回り、クラウド事業の拡大と生成AIの活用が寄与した。累計の売上高は247億3,100万円、経常利益は9,9百万円となり、前年同期比で大きく改善している。サーバーワークス単体の売上高は186億9,700万円、営業利益は4億9,000万円となっており、グループ全体の成長を支えた。
グループ会社G-genの業績も好調で、売上高は60億5,000万円、営業利益は4億2,700万円と前年同期比で大幅に伸びた。AHの成長要因としては、AWS等のリセール拡大や大型案件の増加が挙げられ、連結ベースでの利益成長を後押しした。これにより通期の業績予想も修正され、売上高は前回比10.2%増の519億9,500万円、営業利益は27.1%増の16億6,500万円、経常利益は32.5%増の18億5,200万円へと引き上げられている。
中期経営方針との比較では、今回の増益によりFY28の水準へ1年前倒しで到達する見込みとされた。クラウド関連の取り組みとしてはAWSとの戦略協業の進展や大規模案件の獲得、生成AI分野でのパートナー認定などが注目される。IR活動の強化や配当方針にも触れられ、株主還元として中間配当15円が決定されている。
クラウド関連の主要トピックスとして、ヤナセのAWS大規模移行プロジェクト完遂や、生成AI関連でのAnthropicとのパートナー認定が挙げられた。グループ内ではRagate等のAI関連子会社の活動が紹介され、クラウドセキュリティ領域の新サービス開始計画も示された。今後はクラウドインテグレーションの安定化とリセールの拡大を軸に、利益成長を目指す方針が示されている。