関通HDは中国のスマート物流企業STORINと提携し、日本市場向けの動くショールーム戦略を展開。5つのソリューションを柱に、フェーズ1〜3で実稼働データを基に拡大を目指す。
関通ホールディングスは、アジア特化型のスマート物流企業STORIN JPと戦略的業務提携を締結したと発表した。両社は日本国内の物流ノウハウと中国市場での自動化技術を結びつけ、国内のロボット事業基盤を急速に拡大し、早期の市場シェア獲得を目指す。今後は共同ソリューションの導入を先行させ、日本の拠点や既存顧客への適用を優先して展開する。
具体的には、小物高頻度ピッキングにGTPやコンテナロボットを活用するほか、四方向シャトルによる高密度保管、AGV等による搬送の無人化、 sorterや自動ラベリングによる出荷精度の向上、ロボットアームによる反復工程の自動化という5つの事業型ソリューションパッケージを柱とする。
動くショールーム戦略として、先行導入を自社物流センターや既存顧客拠点で公開し、実稼働データを基にリファレンス展開を進めるフェーズ2、業界標準化と大規模案件の獲得を目指すフェーズ3の3段階で波及を狙う。既に3Dソーターなどの自動化プロジェクトが進行中で、STORINソリューションの先行導入が進んでいる。
達城利卓社長は、人手不足とフィジカルAI時代を見据え、単なるロボット提供ではなく利用技術を活かした事業展開の重要性を強調した。今後は互いの強みを活かした一気通貫の自動化ソリューションを日本市場に提供する方針だ。