関通ホールディングスとSTORIN JPは2026年6月3日、 日本市場における物流オートメーションの普及とロボット事業の発展を目的とした戦略的業務提携を締結した。5つの協業領域と動くショールーム戦略を軸に、日本の物流現場の自動化実装を加速させる。
関通ホールディングスとSTORIN JPは、アジア特化型スマート物流企業同士の協力により、日本市場向けの一気通貫の自動化ソリューションを提供する体制を整えることを発表した。日本の物流現場での人手不足やコスト上昇といった課題解決を目指す。
両社は、日本市場での自動化設備の調達力、システムインテグレーション、ソリューション構築力を活かし、協業領域を5つの事業型ソリューションパッケージとして展開する予定である。具体的には小物高頻度ピッキング、高密度保管、搬送の無人化、高速仕分け・出荷、ロボット作業の5つを柱とする。
本提携の核となる「動くショールーム」戦略は、関通HDの自社物流センターを起点にSTORINのソリューションを先行導入し、実稼働データを公開・検証して新規顧客の開拓へつなぐ三段階の展開を想定している。 Phase 1は既存拠点での実証、Phase 2はリファレンス展開、Phase 3は大規模案件獲得とリカーリング収益の拡大を目指す。
代表コメントでは、STORIN JPの会長が日本市場でのトップライン実現に向けた協業を強調し、関通HDの現場知見とブランド力を活用する意義を述べている。また関通HDの社長は、人手不足とフィジカルAI時代の到来を踏まえ、今後のビジネス展開を進めていく考えを示した。