関通ホールディングスは中国のSTORINと物流自動化の戦略的業務提携を締結し、日本市場での普及を目指す。両社は自社のノウハウと先進技術を統合し、動くショールームを活用した実証とリファレンス展開を行う。
関通ホールディングスは、アジア特化型のスマート物流企業であるSTORIN JPと、日本市場における物流オートメーションソリューションの普及を目的とした戦略的業務提携を締結した。両社は国内市場でのシェア獲得を急ぐべく、関通HDが培ってきた物流ノウハウとSTORINが中国市場で実証してきた自動化技術を組み合わせる。
提携の核となるのは、関通HDの自社物流センターを「動くショールーム」として活用する戦略であり、STORINの自動化ソリューションを実稼働させた状態を顧客に公開することで新規顧客の開拓と大規模案件の獲得を目指す。さらに5つの事業型ソリューションパッケージを展開し、物品ピッキングや高密度保管、無人搬送などの自動化を組み合わせる。
STORIN側は今回の提携を通じて日本市場で100億円の売上を目指すとし、関通HDは人手不足対策やフィジカルAI時代の到来を見据え、WMSなどのソフトウェア開発力とハードウェア調達力を統合して次世代オートメーションの確立を急ぐとしている。
今後は労働力不足やコスト高が課題となる物流現場に対して、動くショールームを通じた実証データと導入事例の展開を加速させるとされ、国内市場の自動化導入拡大が見込まれる。