10月13日の引け後に決算を発表した銘柄のうち、ココナラ、カナデン、イチネンHDの業績見通しや増配期待が伝えられている。各社とも今期以降の利益見通しを拡大または維持し、AI関連の事業拡大やデータセンター需要の取り込みを背景に業績を評価する動きが注目されている。
ココナラは今期の経常利益を前期比2.2倍の5億0200万円に拡大させ、来期も前期比約19.5%増の6億円を見込んで4期連続の過去最高益更新を見通す。売上高は130億円、増収見込みは26.0%となる。AI導入による業務請負と人材マッチングサービス拡大が牽引役となり、エイチョン社と合弁のココナラエリス設立も発表した。
オプロは26年11月期の経常利益を従来予想の4.3億円から4.8億円へ上方修正。増益率は従来見通しから拡張し、売上は一部下振れ見込みだがAI活用等による生産性向上が利益を押し上げる見込み。あわせて自社株買いを上限4万株(8700万円)実施する予定と発表した。
プロパストは6-8月期(1Q)の経常利益が前年同期比2.8倍の24.3億円に着地。賃貸開発事業の売却と子会社化した小川建設の業績寄与で押し上げ、通期計画の31.3億円に対する進捗率は77.8%に達した。自社株買いは上限50万株または1億円を設定した。
カナデンは27年3月期上期の経常利益を従来予想の18億円から21億円へ16.7%上方修正。AI・データセンター需要の旺盛さを背景にFAシステム事業やビル設備事業が堅調で、通期の経常利益予想は60億円を据え置いた。
イチネンHDは27年3月期上期の経常利益を従来予想の51.3億円から66億円へ28.5%上方修正。自動車リース関連の中古車相場好調と前倒し需要の影響で販売が伸長し、上期は過去最高益を2期ぶりに更新見込み。通期予想は113億円を据え置いた。