日立エナジーが米ミシシッピ州に変圧器の新工場を建設する。投資額は約5億2800万ドル(約818億円)で、既存工場から生産を移管し、2029年の稼働を目指す。
日立エナジーは米国での電力需要拡大に対応するため、ミシシッピ州に新たな変圧器工場を建設する計画を発表した。総投資額は約5億2800万ドル(約818億円)であり、同社のこれまでの拠点中で最大級の投資となる見込みだ。新工場は現地にある既存のクリスタルスプリングス工場の生産を移管する形を取り、供給能力を高める狙いがある。
新工場の生産能力はクリスタルスプリングス工場と比較して2倍以上になる見込みで、米国の電力需要の増加に対応する。工場の稼働開始は2029年を予定しており、稼働に伴い700人を超える雇用を創出する計画だ。日立エナジーは米国内で大規模な設備投資を継続しており、今回の拠点拡張は戦略的投資イニシアチブに関連する取り組みの一環として位置づけられている。
米国内の他拠点でも設備投資が進んでおり、6月にはバージニア州で大型電力用変圧器工場の拡張工事に着手するなど、データセンター需要の高まりに対応する動きが続いている。