28日、東京外国為替市場でドル円は一時157円70銭台まで下落したが、売りが落ち着いた後に157円90銭台へ持ち直して推移した。月末の実需取引を背景とする動きが確認された。
28日正午時点のドル円は157円90銭台と前日終値付近から小幅高となっている。前場の動きは実需筋の売りが一巡後に買い戻しへと転じ、157円70銭台まで下押す場面もあった。
欧州時間の反応や米国時間の動きも含め、日中は値動きの方向感を欠く場面が多かったが、中盤以降は米ハイテク株の買い戻しを背景に再び持ち直す展開となった。終盤は158円に近い水準でもみ合い、正午前後には157円90銭台へ戻る動きが続いた。
月末を控えた実需の売買は多かったとされる一方、日経平均株価の上昇がドル円の買い戻しを支援したとの観測も出ている。今後は明日未明のFOMC結果公表やウォーシュFRB議長の会見を控え、動意は限られそうとの声が聞かれた。
対ユーロでの推移は対ドルに対してもみ合いとなり、正午時点の水準は1ユーロ=175円68~69銭、対ドルでは1.1126~1126ドルと報じられている。