塩野義製薬が希少疾患領域の資産拡大を狙い、イントラバイオを20億ドルで買収すると発表。取引は塩野義インクを通じて年末までに完了する見込み。
大阪本社の塩野義製薬は、希少神経変性疾患を手掛けるイントラバイオを20億ドルで前払い買収する。取引は塩野義のニュージャージー州子会社を介して、11月から12月の間に完了する見込みだ。
イントラバイオは2025年の純売上高が6790万ドルで、2024年比で約19倍の成長を達成したとされる。その growthを牽引したアクネウルサは、毛細血管拡張性運動失調症の治療薬として2026年には承認薬となる可能性がある。
イントラバイオのパイプラインはGM2ガングリオシドーシスなど希少疾患のみならず、CACNA1A関連疾患や遺伝性小脳失調症、てんかん・片頭痛・睡眠障害など幅広い適応を含む。塩野義はこの領域の商業資産を強化する狙いで、グローバルな商業インフラを活用して規模拡大を図るとみられる。
今週はバクサイトのVAX31など他社動向も取り上げられ、スペインのバイオテク業界は資本の厚みと産業クラスター形成の課題を両睨みする状況が続いている。米中の規制・政策動向も投資環境に影響を及ぼしていると解説される。