塩野義製薬が米国のIntraBioを20億ドルで買収すると発表。AQNEURSAを核とする希少神経疾患領域の事業拡大を狙う。
塩野義製薬は米IntraBio社を20億ドル(約3156億円)で買収することで合意した。IntraBio社は塩野義インクの完全子会社となり、買収は同社米国グループが実施する。
買収によりIntraBio社が保有する希少疾患向けの低分子薬開発資産を取り込み、AQNEURSA(一般名レバセチルロイシン)を中心とした治療薬の展開を加速する。AQNEURSAはニーマン・ピック病C型の神経症状治療薬として欧米で承認済みで、米国で販売が開始されている。
塩野義製薬はALS治療薬ラジカヴァのグローバル展開を推進しており、IntraBio社の人材とノウハウを獲得することで希少疾患領域の研究開発を加速する方針だ。
買収後はAQNEURSAおよび関連化合物のグローバルでの全権利を取得。IntraBio社は希少疾患に特化したバイオ医薬品企業として、リソソーム機能や細胞内カルシウムシグナリングを標的とする低分子薬の開発を強みとしている。