中部電力の安井稔社長が就任会見で信頼回復を進める具体策を示し、浜岡原発関連のデータ不正問題を背景に浜岡地域本部を静岡市に設置する方針を明らかにした。これに合わせ、地域本部の設置と複数地域への事務所設置、敷地内だった浜岡地域事務所の敷地外移設を進める plans が示された。
中部電力の安井稔社長は就任会見で、失われた信頼を回復するために組織の再構築と実績で示すことを強調した。今後の行動と成果を通じて信頼回復を進めると述べ、現状の対策を具体化する方針を示唆した。
浜岡原発のデータ不正問題を受け、同社は信頼回復の一環として浜岡地域事務所を敷地内から約1キロ北側の敷地外へ移設し、2027年度中に新設を開設する計画を明らかにした。これにより地元対応の強化を図る。
地域本部の設置を静岡市に置く方針のほか、中東遠と志太榛原の各地域にも事務所を設置し、地元対応の統括機能を強化する。これらの取組みで地域ごとの実務体制を整える計画だ。
安井社長は就任後に御前崎市や県などを訪問済みで、今後は原発半径31キロ圏内にある7市町にも訪問予定とされる。地元自治体との対話を通じた信頼回復を進める姿勢が示された。