トルコリラ/円が史上最安値圏で推移する中、今週は日米中銀会合と11月のトルコCPIの発表を背景に市場の関心が高まっている。
今月に入りリラ/円は3.120円まで下落し史上最安値を更新した。TCMBは22日に1週間物レポ金利を37.00%から36.00%へ1ポイント引き下げたが、下げは市場の想定通りだったにもかかわらず円高の動きと米長期債利回りの低下でリラ安の勢いが続いた。
リラ相場自体の下落ペースは安定しており、ドル/リラの上昇率は週0.4%程度。日本の金利差の大きさやリラの高金利の魅力は依然として残っている。買いスワップポイントは1万通貨あたり日次で約24円となっている。
今週の予想レンジは3.10〜3.19円、焦点はFOMCと日銀政策決定会合の結果。FRBの12月追加利上げ観測と日銀の追加利上げ姿勢が相場を左右する見込み。
テクニカル面では27日時点の25日移動平均線が3.191円で上値を抑制。まず3.17円の回復が抵抗線として重要視される見通しで、3.12円を中心にもみ合いになる可能性がある。