米国の雇用指標の下振れをきっかけに、東京市場はAI・半導体関連の買いが膨らみ、日経平均株価は取引時間中として約3か月ぶりに7万円台を回復。午前の終値は7万37円61銭だった。
週明け5日の東京株式市場では、米国の早期利上げ観測が後退したことを背景に、AI(人工知能)や半導体関連銘柄へ買いが広がり、日経平均株価は取引時間中として7万円台を回復した。午前の終値は前週末比1728円15銭高の7万37円61銭となった。
米労働省が2日に発表した9月の雇用統計では非農業部門の就業者数が市場予想を下回り、7月・8月の就業者数も下方修正された。これを受け、FRBの早期利上げ観測は後退し、米国市場では主要株価指数が上昇する流れになった。
この流れを受けた5日の東京市場でも、日経平均の寄与度が大きいAI・半導体関連銘柄が大きく値上がりしている。市場関係者は長期金利の上昇懸念がぬぐえないとして、日経平均は7万円前後でもみ合う展開になる可能性を指摘している。