9月の金利動向に続き、10月も日本株は金利上昇の影響を受けつつも堅調さが維持される見通し。長期金利の上昇余地は限定的とみられ、内外の割安感解消も追い風となり得る。
9月のマーケットで金利が主要テーマとなった状況を踏まえ、10月も金利動向が注目材料となる。国内ではターミナルレートの織り込みが3%程度まで上昇しているが、足元ではその織り込みに一服感がみられ、長期金利の上昇余地は限定的とみられている。
日本株には割高感の解消が進み、海外株式と比較した相対的な見労りも和らぎつつある。企業の業績は堅調で、業種別の修正率は概ね上方修正に向かっており、AIや半導体関連が依然として収益を牽引する構図が続いている。
内需を含む幅広い業種に物色が広がる可能性が指摘され、企業業績の改善が裾野へと拡がる見通しが示唆されている。日米の政治動向も市場心理に影響を及ぼす要因として注視される。
今後は日米の政治イベントを背景に市場環境が動く可能性があるが、金利上昇圧力の一巡と堅調な業績拡大を背景に日本株を取り巻く環境は引き続き良好との見方がある。