リブ・コンサルティングはFY2026年12月期第2四半期決算説明会で、生成AI関連需要が86%増で売上を上方修正した一方、人材投資の前倒しにより営業利益を下方修正した。
決算説明会では、AI関連コンサル需要の急拡大を背景に、通期売上高を上方修正、ただし営業利益は前倒し投資の影響で下方修正する異例の見直しが行われた。関CEOはAI需要の波が今年に来たと説明し、採用を前倒しして先行投資を進める方針を示した。
上半期の連結業績は、売上高34.4億円(前年比+19.5%)・EBITDA4.8億円・営業利益4.2億円・経常利益2.7億円で、利益率は若干低下した。一方、単体売上高は27.5億円(前年比+20.2%)で、EBITDA3.8億円・営業利益3.6億円・経常利益2.6億円と堅調だった。
AI関連受注は前年比86%増となり売上構成比は21%に達した。商社の事業開発や人材系企業の事業変革など多業種でAIを活用したコンサルティング需要が広がり、現場志向と成果主義に基づく業務理解度の高さが差別化要因として位置づけられた。
通期予想は売上高を0.8億円上方修正する一方、営業利益と経常利益をそれぞれ-2.3億円と修正した。これにはAI関連人材の前倒し採用による約2.5億円の先行投資が影響している。期末のコンサルタント人数は207名から229名へ大幅増が見込まれている。
長期の成長戦略は3段階のAI需要シナリオを描き、既存のハンズオン領域の安定性を保ちつつ大企業向けAI支援の第二波を取り込み、中小企業層の需要拡大を見込む。中期計画は2027年3月公表予定で、売上高CAGR20%、営業利益CAGR40%を掲げている。