Laboro.AIは2026年9月期第3四半期累計で売上高19億1,100万円、営業利益2億4,500万円と大幅増益を達成。通期予想も上方修正され、今後の業績推移に注目が集まる。
Laboro.AIが発表した2026年9月期第3四半期累計決算は、主力のカスタムAIソリューション事業の生産性向上が業績を押し上げ、売上高が前年同期比39%増の19億1,100万円、営業利益は同86%増の2億4,500万円に達した。市橋哲夫CEOは通期予想の上方修正を示し、業績の好調要因としてAIエージェント技術を活用した技術基盤の導入による工数削減と1人当たり売上生産性の向上を挙げた。
セグメント別ではカスタムAIソリューションが売上高18億8,400万円、営業利益2億4,800万円と好調を維持。第3四半期単独では売上が前年比49%増となり、システム開発事業は売上5,800万円、営業利益▲300万円の赤字だったが計画通りと市橋氏は説明した。
生産性革命を支える技術基盤の成果として、PM・企画関連で工数約3割削減、インフラ構築で2週間から3時間へと9割以上の削減が示された。これを3段階のビジネスモデル変革として展開する方針で、第2段階の技術基盤課金は一部先行ケースで課金開始、第3段階はクライアント内に技術基盤を残し継続運用を目指す。
通期予想は売上高25億7,800万円、営業利益3億8,000万円へ上方修正。売上高は従来比4%増だが、利益は約29%増と大きく改善する見込み。なお人員採用は計画を下回って進んでおり、生産性向上の成果と採用の遅れの両方が今後の推移に影響する可能性がある。