日本のプロバイオティクス食品市場は2026~2033年の規模や企業動向を分析するレポートが発表された。中心はヨーグルトで、個別化栄養や高機能商品、物流・規制・サステナビリティ課題も取り上げられている。
日本のマーケットリサーチセンターが発表した「日本のプロバイオティクス食品市場2026~2033年」には、市場規模・企業動向・セグメント別予測・市場シェアなどが盛り込まれている。分析対象は2023年~2033年、予測期間は2026年~2033年で、製品タイプ・使用菌・用途・年齢層・流通チャネルなど幅広く分類されている。
成長要因として、予防医療への関心の高まりや企業・組織の健康管理の取り組み、政府機関の啓発活動が挙げられる。個人の健康プロフィールに合わせたパーソナライズド栄養の需要拡大も市場を後押しする。菌株ごとの機能差に関する研究進展も重要な要素とされる。
課題として、安全性懸念・過剰表示のリスク、複雑な規制・表示制度、冷蔵物流の確保、価格の高さなどが指摘されている。消費者教育の不足もあり、科学的根拠と分かりやすい情報提供の両立が求められる。
製品タイプ別ではヨーグルトが中心で、2024~2027年の期間に市場の60%超を占めると見込まれる。代表例としてMeijiの特定菌株商品やYakultの展開、プレミアム化する有機・低糖・カルシウム強化商品などが市場の成長を支えるとされる。物流・サステナビリティの取り組みも重要な要素として挙げられている。