FRBと日銀の決定を控える中、韓国ウォンは円との連動性が強まる展開となっている。東京の金融政策次第で短期の為替動きが左右されるとの見方が市場で広がり、FRBの動向と並ぶ日銀の利上げスケジュールが注目を集めている。
世界の金融政策の焦点は今週、FRBと日銀の決定に集まっている。FRBが水曜日に政策決定を公表し、日銀は金曜日に続く可能性がある。市場のコンセンサスは、日銀の利上げがFRBよりも為替市場へ強い影響を及ぼすとの見方で、ウォンと円の再連動が注目点となっている。
過去数週間で、円・ドル相場は1ドル=159.82円から154.4円へ円高方向に動き、ウォン・ドル相場も同期間に1,370.4ウォンから1,347.3ウォンへと動いた。両通貨が同時に上昇する局面が再現され、ドル中心の動きが薄らいでいるとの指摘もある。
FRBの利上げ見通しは依然高水準で織り込みが進む。一部には利上げが2~3回程度にとどまる可能性を示唆する声もあるが、コアCPIの上昇と原油高が利上げの根拠として挙げられている。一方、日銀の利上げは市場期待に沿えば円高要因となり、ウォン高にも波及する可能性がある。
アジア通貨全体に対する影響は、米国債利回りの動向とエネルギー価格の上昇に左右されている。韓国ウォンは今週、ドルに対して下落傾向を示す局面があり、ドル・ウォンは1,354.84ウォン近辺へ上昇した。その他のアジア主要通貨もドル高の影響を受けて変動している。