マネックス証券の番組で紹介された『ダブルシグナルEAR戦略』は、業績上方修正と株価モメンタムを同時に満たす銘柄を狙う手法として解説された。
ストックボイスの番組では、ダブルシグナルEAR戦略の狙いが説明された。これは決算発表時に上方修正される可能性のある業績指標と、決算発表前後の株価のモメンタムを同時に満たす銘柄を選ぶ方法であるとのことだ。上方修正だけを追うと織り込み済みで株価が下落しやすいため、価格の反応も併せて判断する点が特徴とされている。
銘柄選定の具体的な手順としては、まず決算で通期営業利益予想の上方修正があったかを確認する。特に10月中旬から11月中旬に発表される3月期の第2四半期は修正が多いとされる。次に決算発表日前日・当日・翌日の3日間の営業日それぞれのリターンがTOPIXを上回っているかを確認し、3日間の合計がプラスで、いずれかの日にでもTOPIXを下回れば対象外とする。連続して強いモメンタムが出ていることを重視する。
原型となるEAR戦略との違いと検証結果も説明された。原型は業績より価格反応を重視するが、悪材料出尽くしの反発など不確実性が高い局面を含むため、本手法は「上方修正×連続アウトパフォーム」に絞るとしている。決算発表が引け後の場合が多く、翌日価格反応を重視する点も強調され、過去6年の検証でこの条件を満たす銘柄群は翌年3月時点まで全てプラス傾向だったとされる。