日東工業のキャビネット製造DXサービス「スマートオーダーキャビネット」が、2026年度グッドデザイン賞を受賞した。直感的なWeb上のカスタマイズと自動製造ライン連携により、特注キャビネットの短納期を実現している。
日東工業は、キャビネット製造DXサービス「スマートオーダーキャビネット」が、このほど公募対象の「2026年度グッドデザイン賞」を受賞したと発表した。サービスは専用Webサイト「キャビスタ」上で寸法指定や穴加工、色彩変更、逆扉、熱対策部品の追加などを直感的に設定でき、作成データは自社工場の自動製造ラインへ直接送信される仕組みである。
この仕組みにより、CAD図面作成や現場での手加工といった従来の作業が大幅に削減され、設計から施工までの省力化を達成する。結果として、一品一様の特注キャビネットでありながら、標準品並みの短納期を実現しているという。配電盤・制御盤の需要増加と人手不足を背景に、受注〜製造のバリューチェーン全体の効率化を狙っている。
審査員は、直感的なUIデザインや納期・価格の即時確認、受注データの製造ラインへの自動連携といった点を評価した。特注キャビネットの発注に伴う複雑さを軽減し、顧客の負担を減らしつつ短納期での製造・出荷を実現する点が高評価を得たとされる。
なお、本文には製作事例の画像やキャビネット製造フローの図解も併せて紹介されている。