日銀の小枝淳子審議委員は熊本市での講演で、追加利上げの余地が十分にあるとの見方を示し、現在の政策金利1.25%は下限近傍と分析した。
日銀の小枝淳子審議委員が熊本市内で講演し、政策金利の引き上げについて「過度に慎重になることはない」との認識を改めて示した。
日銀は9月の金融政策決定会合で政策金利を1.25%程度へ引き上げ、約31年半ぶりの高水準となっている。
中立金利は1.1%~2.5%と推計されており、現在の1.25%は下限ぐらいと分析され、今後の利上げの余地があるとの見方が示された。
日銀は基調的な物価上昇率を2%で安定させる目標を掲げており、小枝氏はこの1年程度を総括すれば物価上昇は2%程度と理解していると述べた。