来週の日経平均は米ハイテク決算や雇用統計・中間選挙の材料を背景に動く見込み。AI関連投資の収益性懸念が焦点となり、AMDやAppleの決算動向が市場の注目を集める。
10月30日の日経平均株価は前日比1369円安の6万3290円で取引を終えた。米ハイテク大手の決算発表を受け、AI関連株の値動きが荒くなり、日本の半導体関連株にも売りが広がり、日経は大幅な下落となった。
来週は米アップルやAMDの決算、米雇用統計、米中間選挙が注目材料となる。AI投資の巨額資金投入に対する収益性の懸念が改めて問われる展開が想定され、AI関連株の動向が市場を左右する可能性がある。
今週の振り返りではマイクロソフトのAzure売上高が市場予想を上回り、FCFが黒字化したことが株価を支えた一方、アルファベットの売上高・EPSが予想を下回り純利益が減少、アマゾンは見通しの悪化で株価が下落した。AI投資の収益性とキャッシュフローの動向が、個別銘柄の評価を左右する構図が浮き彫りとなった。
来週はAMD決算を含む米国の決算動向と米雇用統計・中間選挙の結果次第で市場のリスク感応度が変わる可能性がある。国内ではAI関連株の買い戻しが進む場面も想定されるが、投資資金の収益性をめぐる懸念が引き続きテーマとなる。