CEATEC 2026会場で、浅原技研の創業者AI「浅原 泉」が来場者の声で装置を動かし3D計測を実演。QDレーザのブース8H122で、縞投影と32枚撮影を経て3D点群を表示するデモが行われた。
幕張メッセで開催中のCEATEC 2026において、QDレーザのブース8H122で浅原技研のデモ機がAI説明員「浅原 泉」により操作され、来場者の声掛けで装置の起動から3D点群表示までを自動的に進める実演が行われた。サンプルは硬貨程度の円盤で、計測手順は事前に決められており、現場での人の手による操作はない。
技術系の説明によると、光源はQDレーザのレーザスキャニングプロジェクター、UltimemsのMEMSミラーで走査し、カメラと自社ソフトウェアを組み合わせて3D点群を生成する仕組み。展示ユニットの視野は46.0×44.0mm、XY解像度0.046mm/pixel、Zレンジ2.5mm、Z精度0.02mmという仕様が示されている。
浅原技研は2D+3D+AIの検査・3Dセンシングシステムを自社開発しており、教育や内製化支援を含む事業内容や岐阜県瑞穂市の自社工場での実機確認などが紹介された。創業者の泉はAIとしてデモを進行し、同社は今後も現場での“眼”となる技術の実装を重視している。
CEATEC 2026の説明会や財界の動向と合わせ、フィジカルAIの現実実装としてのデモはイベント期間中も注目を集めている。ブースの説明は、泉が装置を動かして測定・解説する流れを通じて、AIが現実世界の機械を操作する姿を示す試みとして位置づけられている。