原油高を背景にドル/円は切り返し、地政学リスクと金利見通しをめぐる材料に反応。口先介入の効果は一時的との見方も伝えられている。28日の日次FXレポートの要点を要約する。
28日(月)の為替相場では、ドル/円は一時約156.50円まで下落した後、原油高を背景に米長期金利が上昇する中で再び157円台へ戻った。市場では原油価格の上昇がドル高・円安の背景として影響を及ぼすとの見方が示された。
三村財務官はロイターのインタビューで、円の過小評価に関する問題を日米政府で共有していると述べ、市場が素直に受け止めるべきとの認識を示した。日米首脳・財務相間の議論を踏まえ、適切に対応していく考えを示した。
ECBのラガルド総裁は、原油・ガス価格の上昇が物価を押し上げる要因であると指摘しつつ、今後のインフレ見通しには不確実性が高いと述べた。インフレを抑制するには慎重な金融政策対応が必要との認識を示した。
米国系メディアはイラン核協議に対し制裁緩和の用意があると報じたが、トランプ大統領は後にこの報道を否定した。市場の注目点としては、FRBの今後の利上げ観測や経済指標の発表が挙げられた。