アプライド・マテリアルズの株価が急落。投資家向け説明会で半導体製造設備投資の具体的な予測が示されず、AI需要の強さと設備投資のタイミング不透明感が市場を揺らした。
アプライド・マテリアルズの株価は火曜日に急落し、終値は461.50ドルとなった。直近では9%安まで下落する場面もあり、7月28日以来の最大日中下落率となった。
半導体製造装置セクターにも波及し、KLAコーポレーションとラムリサーチがそれぞれ約4%下落、エーエスエムエル・ホールディングスも約3%下落した。エーエスエムエル・ホールディングスは水曜日の決算発表を控え、半導体設備投資の強さを見極めたいとの機運が高まっている。
アプライド・マテリアルズのディッカーソンCEOは、AI需要の拡大が継続するとみて長期的な半導体製造投資を支持する姿勢を示したものの、ウェーハ製造装置支出(WFE)に関する具体的な予測は示されなかった。工場スペースの利用可能性、サプライチェーンの制約、エネルギーインフラの資金調達などが短期の動向に影響を与える可能性があると指摘した。
この点は、AI関連需要が先端半導体投資を牽引する一方で、設備投資の時期を見極める力が企業の業績に直結する可能性があることを示している。AMATはAIの役割を強調する一方、WFE予測の不在が投資家の評価の材料となっている。エーエスエムエルの決算発表も市場の注目点となっている。