燦ホールディングスの2026年8月期決算短信(連結)が公表され、17か月決算による比較難と、こころネット買収に伴う負ののれん益の計上が目立つ。
2026年8月期は17か月の変則決算で、きずなグループは18か月、こころネットは連結期間が5か月分になるため、前年同時期と単純比較できない。売上高は577億円、営業利益は40億円、純利益は46億円となった。
負ののれん益として28億円が計上され、これは非資金かつ一過性の特別利益であり、本業の収益力を示す指標ではないとされる。一方、現金関連は代替的に変動しており、現金及び現金同等物は126億円から94億円へ減少している。
公益社グループの葬儀施行単価と件数は減少傾向にあり、固定費と人件費の増加がセグメントの利益を押し下げている。きずなグループは売上211億円に対してセグメント損失0.9億円となり、のれん償却10.7億円を除けば黒字だが、買収投資のキャッシュリターンは未確定と指摘されている。
来期は12か月ベースで売上491億円、営業利益34.3億円を見込む見通し。会館数の拡大だけでなく、既存店の単価・稼働率改善と買収先の採算性の改善が焦点となり、ROICが資本コストを上回るかが注目される。