サイゼリヤが2026年8月期の決算短信を公表。アジア市場の売上拡大と現地生産体制の強化が進む一方、アジア部門の利益率低下が指摘され、海外展開の影響が焦点となる。
アジアセグメントの売上高は981.47億円で前期比17.1%増となり、営業利益は97.12億円、前期比4.2%減となった。現地での出店拡大と生産・物流拠点の強化が進む一方で、利益の伸び悩みが課題として浮上している。広州新工場の竣工や武漢・マレーシア等の初出店を含む現地展開が進んでいる。
連結ベースでは売上高が3014.83億円となり、前期比17.4%増、営業利益は164.19億円で同5.9%増と増収増益を確保した。国内での消費回復と店舗運営の効率化、DX推進によるコスト適正化が成長を支える。円安や原材料費の影響を受けつつ、現地網の拡大とサプライチェーンの強化が長期的な収益力に寄与する可能性がある。