SOLIZE Holdingsは2026年12月期の通期予想を維持した。一部の自動車関連案件の延期・縮小などリスクが顕在化する一方で、売上の拡大と利益の回復を見込んでいる。地政学リスクや顧客動向の変化を注視しつつ、事業ポートフォリオの分散を進める方針だ。
SOLIZE Holdingsは2026年12月期の連結業績見通しを維持すると発表した。中間期の利益が予想を上振れした一方で、主要顧客の事業戦略見直しや地政学リスクに伴う環境変化を踏まえ、足元では一部自動車関連顧客の案件が延期・縮小する影響が顕在化している。
同社は事業環境の変化に対応する方針を示し、事業ポートフォリオの分散を進め、非自動車領域や海外展開を強化する。新規顧客の獲得や既存顧客内での提供領域拡大を通じて取引を拡大する考えだ。採用や技術開発、M&Aなどの成長投資は継続する。
2026年12月期の連結業績見通しの数値は、売上高が前期比18.3%増の30,500百万円、営業利益が500百万円、経常利益が500百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が300百万円と、2桁の増収と大幅な増益を見込んでいる。
セグメント別の見通しでは、エンジニアリング・マニュファクチャリングはデジタルマニュファクチャリングの強化、コンサルティング・エンジニアリングは高付加価値案件の比重を高め、ビジネスインキュベーションはソフトウェア需要に対応する体制を拡充する。