日経平均は三角もちあいを上放れ、上値トライの可能性が再評価される局面。米国の雇用・インフレ指標や中東情勢・原油動向、AI投資懸念など三つの懸念の後退を背景に、日本株の上昇材料として伝えられている。
日経平均株価は先週、三角もちあいを上放れする展開となり、今後も上値を試す局面が意識されている。景気・企業業績は好調で、7-9月決算の発表を前に好材料が集まりつつある。
三つの懸念として挙げられていた要因は、それぞれやや和らいだとの見方が広がっている。米雇用関連指標・インフレ指標の低調感や、中東情勢の先行き不安が相対的に後退しているとの指摘がある。
WTI原油先物は一時100ドルを超えたが、現在は約91ドル付近へ下落しており、原油市場の不確実性は残るもののインフレ圧力の和らぎに寄与した可能性がある。
AI関連投資の収益寄与が見え始めており、クラウド事業の売上寄与が顕在化している。これに伴い、過剰投資懸念はやや低下したとの声がある。日銀短観の大企業DIも好調で、7-9月決算が比較的堅調になるとの見方が示されている。
日本株の投資方針としては、金利上昇によるショック安の終息はまだ断定できず、時間分散を前提に割安株を買い増す戦略が継続される見通しだ。