日本触媒が互応化学工業を200億円で完全子会社化すると発表した。半導体材料を中心とした共同開発・販売網の相互活用を進める方針だ。
日本触媒は2日に互応化学工業を買収し、全株式を取得して完全子会社化した。買収金額は200億円で、関係各社は買収完了後に子会社としての運営を始めると伝えられている。
互応化学はレジスト材料などの半導体・電子部品向け材料を手掛ける企業であり、日本触 catalyticは樹脂や微粒子などの資材を取り扱う。新たな体制では両社の製品開発力と顧客基盤を組み合わせ、半導体材料や膜コーティング素材などの領域で相乗効果を狙うとされる。
日本触媒はソリューションズ事業の比率を2028年3月期に50%超へ引き上げる目標を掲げており、今回の買収を同事業の成長につなげる考え。互応化学は22年にMBOで非公開化しており、今後はこの統合を通じて製品開発と供給網の強化を図る見込みとされる。