シグマクシスHDはFY2026中間期の決算説明会で売上高が8.6%減となったが、実質ベースでは4%減にとどまると説明した。伊藤忠商事との資本提携を進め、持分法適用会社になる見込みと、自己株式取得18億円を実施する方針を公表した。
シグマクシス・ホールディングスは2026年11月5日に公表した2027年3月期第2四半期の決算説明会資料で、連結売上高が前年同期比8.6%減の114億7,500万円、経常利益が17.6%減の27億8,400万円となったと報告した。外注を活用する大型案件の減少と、連結対象外となった子会社の影響が減収の要因として挙げられ、子会社影響を除く実質ベースの減収は4%にとどまると説明された。
利益面では売上高原価が外注費の約40%減少により10.4%減少し、売上総利益率は48.4%へ1ポイント改善。一方販管費は賞与引当金戻しの反動で増加し、営業利益は15.7%減の26億9,500万円となったが、経常利益率は24.3%と高水準を維持した。
事業KPIでは基幹システム刷新やAI・データマネジメント需要の拡大により、プロジェクト数が前年同期比9%増の526件、クライアント数が14%増の140社となり、契約当たり売上は減少しているものの全体の稼働率は回復基調を示した。採用は経験者26名、新卒79名で、2027年4月入社の新卒は60名程度を見込む。
通期予想は2026年5月公表分から据え置かれ、売上高253億円、経常利益67億円、当期純利益44億6,000万円、EPS54.91円、年間配当は26円とされた。中間期の進捗率は売上高45%、経常利益42%となっている。
資本政策では伊藤忠商事との資本業務提携を決議し、自己株式の処分と新たな資本業務提携契約の締結を進める。議決権保有割合は市場外で20%を超える見込みで、2027年12月15日までに完了を予定する。自己株式取得は18億円を追加し総還元性向80%以上を目指す。