福岡フィナンシャルグループはAIファースト経営方針を公表し、7分野でのAI活用とAIエージェントの導入を通じて業務・サービスを高度化する計画を明らかにした。AIエージェントは今年度中に資金繰りや資産運用の相談を受ける役割を担う。
ふくおかフィナンシャルグループは21日にAIを前提とした業務・顧客サービスの再設計を進める「AIファースト」経営方針を発表した。今後は営業・事務・企画・システム開発など7分野でAI活用を想定し、法人営業では担当者の業務を支援するAIを導入する。提案資料作成や面談記録、契約書類の作成などの業務をAIに任せ、蓄積されたデータ分析も活用して質の高い提案につなげる。
AIエージェントは初期型を導入後、機能を拡充。法人向けには資金繰りなど財務・販売計画の提案、個人向けには資産状況に応じた運用提案を想定する。
同社は当初2028年度からの次期中期経営計画に盛り込む予定だったが、技術の進歩が速いため前倒しで取り組むことにした。記者会見した五島久社長はAI活用で業務の進め方が変わったとしつつ、人が深掘りを必要とする部分には引き続き注力すると説明した。