10月1日の東京株式市場で日経平均は前日比2203円高の6万8956円72銭と約1カ月半ぶりの高値を付け、AI・半導体関連株への買いが集中して相場を押し上げた。
10月1日の東京市場で日経平均株価は前日比で2203円00銭高、終値は6万8956円72銭となり、約1カ月半ぶりの高値をつけた。米マイクロン・テクノロジーの市場予想を上回る業績見通しを背景に、AI・半導体関連株に買いが集まった。
上昇の寄与は極めて偏り、半導体検査装置大手のアドバンテスト、半導体製造装置大手の東京エレクトロン、メモリー大手のキオクシアホールディングスらがそれぞれ約6〜10%の上昇を遂げた。これらの銘柄が日経平均の押し上げ幅の半分以上を占め、ソフトバンクグループも大幅高となった。
マイクロンの9月30日発表の売上高見通しが市場予想を大きく上回り、約615億ドルを示したことが支えとなり、HBM需要の拡大が半導体関連株の買い材料となった。加えて、同社の設備投資拡大方針も日本の装置メーカーに好材料と受け止められた。
日銀会合の主な意見では利上げ観測が後退し、金融株は軟調となった。米国のPCE価格指数の伸び低下も金融株の重荷となった。市場は2日に米雇用統計を控え、今後の決算動向や原油動向を見極めたいムードが広がった。