31日朝の東京外国為替市場でドル円はFRB議長の講演を受けて160円台前半へ上昇。午前9時時点では160円11〜12銭で、前週末比63銭程度のドル高・円安となっている。
31日朝の東京市場で、ドル円はFRB議長の講演を材料に買われ、1ドル=160円台前半へ上昇した。午前9時現在は160円11〜12銭と前週末の午後5時水準159円50〜50銭から約61銭の上昇となっている。
海外市場では欧州時間におおむね159円50〜60銭台でのもみ合いが続く中、米国時間の講演内容公表後に一時159円40銭近辺へ下落したが、その後再び160円近くまで急反発。日米協調の円買い介入があった7月31日以来の高値水準に進んだ。
講演でウォーシュ氏は「インフレは高過ぎるままだ」と指摘し、2%目標へ戻るまで将来的な利上げを排除しない姿勢を示した。これを受けて市場では9月のFOMCでの利上げ観測が強まり、米長期金利が上昇。ドル買いが加速した。
週明けの東京市場もこの地合いを受けて堅調に推移する見込み。一方で160円を超えたことで為替介入の警戒感が広がっており、2日間開催のG20財務相・中央銀行総裁会議で要人発言が円安けん制を呼ぶ可能性も指摘されている。