北京で開かれたCIFTISに、日本企業20社が介護・健康関連の福祉用具を出展。武田薬品工業も今回初参加し、日本の高齢化対策に関する技術・製品の中国市場展開の機会が強調された。
中国北京市の首鋼園で9日から13日まで開催されるサービス貿易の見本市CIFTISに、日本貿易振興機構(ジェトロ)が今年、日本企業20社を取りまとめて出展した。介護用具や高齢者向けの健康関連製品が紹介され、日中のサービス貿易の新たな協力機会を探る場となった。
出展には日本企業を支援するジェトロ北京代表処の匂坂拓孝部長が同席し、日中のサービス貿易には新しいチャンスが生まれていると語った。高齢者の生活の質向上に対する中国側の関心が高まる一方、日本側は介護福祉サービスや高齢者向け製品・健康関連技術の蓄積を活かし、中国市場に適した展開を目指す。
武田薬品工業の中国法人・武田中国は初めてCIFTISに出展し、医療・ヘルスケア分野の取り組みや開発パイプラインの最新を紹介した。中国市場での実用化事例やグローバルな連携の拡大を訴え、対外開放の機会を活用して協力を深めたいとの考えを示した。
CIFTISは日本企業が中国市場との接点を広げる重要な場として位置づけられ、日中間の協力関係の強化や市場動向の把握に寄与するとされる。これまで出展してきた企業の経験から、中国市場の最新動向や将来の事業パートナー形成に有効な場だという評価が伝えられている。