日銀は政策金利を1.0%から1.25%へ引き上げ、3カ月間隔での利上げは植田総裁就任後で最短となった。今後も緩和的な金融環境を維持しつつ利上げを進める方針を示した。
日銀は金融政策決定会合で政策金利を現在の1.0%程度から1.25%程度へ引き上げると決定した。これは31年ぶりの高水準で、前回6月からの間隔は3カ月となる。今回の引き上げは植田和男総裁就任後で最短のペースで進んだ。
日銀は公表した決定文で、利上げ後も緩和的な金融環境は維持されるとの見方を示し、将来的にも利上げを続ける方針を示した。物価については2%の上昇率を超えて上振れるリスクがあるとの認識を示した。
政策決定には9名の委員のうち2名、浅田統一郎氏と佐藤綾野氏が反対した。午後に植田総裁が記者会見で決定理由を説明する予定。
植田総裁はマイナス金利解除後、おおむね半年に1度のペースで利上げを進めてきた。今回の利上げは今年6月の据え置きに続く事実上の再加速となる。