積水化成品工業が2027年度通期の利益見通しを上方修正。キオクシアHDは株価が200日線を下回った後の動向が注目され、反発局面が想定されている。
積水化成品工業は2027年3月期の通期営業利益を従来の31億円から53億円へ上方修正し、経常利益も26億円から44億円に引き上げた。下期も収益改善効果が続く見込みで、年間配当は17円から25円へ増額する。修正の要因として欧州のProseatグループの事業譲渡など、事業ポートフォリオ改革による収益体質の改善が挙げられている。販売数量の増加、価格適正化、生産性向上、固定費削減が想定を上回って進展したことが背景にある。
一方、キオクシアHDは直近の動きとして株価が15日に200日移動平均線を割り込み、その後200日線で上値を抑えられる展開となっている。23日に11380円で目先の底が意識され、前日にリバウンドして再度200日線に接近したことから、同線突破を試す動きが期待されている。25日線(15980円)や75日線(17540円)も次第に意識される局面となる見通し。
この二銘柄の動向は、積水化成品の構造改革による利益成長と、キオクシアHDの短期的な株価反発の形成といった局面が注目される。