米国株式市場は反落。ダウは175.28ドル安、ナスダックは572.99ポイント安、S&P500は84.62ポイント下落と広く売られ、AI関連の債務不安再燃が背景と読める。
米国株式市場は反落して取引を終えた。ダウ平均は前日比175.28ドル安の52,002.41、ナスダックは572.99ポイント安の26,140.04、S&P500は84.62ポイント安の7,659.44で引けた。FRBの利上げ観測後退とAI関連銘柄の信用不安が相場の重荷となった。
米国預託証券(ADR)市場では、一部銘柄が下落する一方で、アップルの折り畳み式アイフォーン「DUO」販売開始に伴う需要拡大が伝えられ、他銘柄ではコアウィーブに関連する売りが目立ち、AIインフラ資金調達の懸念が改めて意識された。
ダウ・ナスダックの下落の中で、アップルは新機種の出荷が来年1月以降になるとの観測が伝わり買い材料となった。一方、エクソンモービルは第3四半期の暫定決算で精製マージンの改善が示唆され、相場の下支え要因となった。コアウィーブは借入依存の資金調達リスクが再度クローズアップされ、同社債が売られた。
その他、ネットフリックスの責任者交代と全従業員の6%削減計画が報じられ、同社の成長見通しに対する懸念が展開されたほか、MSCIの指数採用基準変更に伴いストラテジーの除外リスクが指摘された。
米国市場の概況として、ダウは終盤にかけて下落幅を拡大し、セクター別では不動産・エネルギーが相対的に堅調、半導体関連が弱含みとなった。