東京株式市場で日経平均は続落となり、前週末比208円25銭安の6万3081円86銭に終わった。キオクシアが約15%急落したことが指数を押し下げ、半導体関連株の上昇が相場を支えた。
2日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、終値は前週末比208円25銭安の6万3081円86銭だった。キオクシアホールディングスの決算見通しが市場予想を下回り、株価が約15%急落したことが指数を大きく押し下げた。前場には一時17%超の下落を記録し、4月以来の安値を付けた。
これに対して東京エレクトロンなど半導体製造装置株が買われ、好決算を材料に株価が上昇。日経平均を400円あまり押し上げた他、アドバンテストも買われ、相場の下支えとなった。KOSPIの堅調も投資心理の回復を後押しした。
前週末の米国市場の下落やSOX指数の急落を受け、日本市場でもAI関連株の売りが先行したが、キオクシアの急落のみで全体へ波及は限定的だった。米中間選挙の開票結果を見極めたいとの姿勢がポジション調整を促し、取引は様子見ムードが広がった。
キオクシアの急落はメモリー市況の回復ペースやAI需要の持続性に対する市場の慎重な見方を映し出した一方、製造装置大手の好決算はAI関連投資の下支え要因として捉えられている。投資家の焦点は米中間選挙の結果が半導体政策へ与える影響へ移りつつある。