日経平均VIは32台で高止まりしたまま、日経平均株価の大幅高にもかかわらず中東リスクへ投資家の警戒感が根強い状況が続いている。
日経平均ボラティリティー・インデックス(日経平均VI)は13日午後の取引で前日比プラス0.20(上昇率0.62%)の32.26と小幅に上昇した。日経平均株価が大幅高となる局面でも、投資家の先行きに対する警戒感は和らいでいない。日経平均VIの高値は32.62、安値は31.63だった。
前日の米株式市場では主要指数が高安まちまちだったものの、SOX指数の上昇を背景に日経225先物は上昇して取引を開始した。一方で中東情勢の先行き不透明感が強く意識され、日経先物は底堅く推移する一方でボラティリティ上昇の懸念は残った。
日経平均VIは株価の将来1か月間の変動幅を示す指標であり、株価急落時に急上昇する性質を持つが、株価が上昇している局面でもVIが高止まりする異例の展開となっている。中東情勢の不確実性が株価上昇の持続性に影響を及ぼす可能性があり、原油価格や米長期金利の動向が今後の要因として注視されている。
市場関係者によれば日経平均株価の上昇が半導体関連を中心に支えられているものの、投資家の警戒感は依然として高い水準にあり、VIが30を超える水準での推移は今後の値動きの不確実性を示唆している。日経225先物は底堅く推移しているものの、中東情勢の進展次第でVIの動きが変わる可能性がある。