NGKは2026年10月30日に今期の業績見通しを上方修正し、配当を20円引き上げると発表した。これに伴い、第2四半期決算の純利益は前年同期比で大幅に増加し、通期見通しの上方修正材料として市場の注目を集めた。
NGKは2026年10月30日、今期の経常利益の見通しを20%上方修正し、配当を20円増額すると発表した。直近の決算発表後には、同日中に業績と配当の両面の更新が行われ、株価動向にも影響があった。これに伴い、期初計画からの改善要因として業績の拡大が示唆された。
決算短信の要約によると、2026年10月期第2四半期の売上高・営業利益・経常利益は前年同期を上回り、親会社株主に帰属する中間純利益は608億円だった。セグメント別ではエネルギー&インダストリー事業が減収ながらも、セグメント損益は前年同期の赤字から黒字へ転じた。
過去12四半期の業績は改善傾向で、純利益率と営業利益率が改善。自己資本比率の上昇と有利子負債の減少が安定性を高め、売上高とEPSの前年同期比成長が続いていると整理されている。今後はAI用途半導体向け需要の拡大やハイセラムキャリア量産の進展が注目点として挙げられているが、半導体需給や為替変動などのリスクも指摘されている。