オカムラは経営層から現場まで共通指標で在庫と欠品を日次管理できる仕組みを導入した。データ基盤Dr.SumとBIダッシュボードMotionBoardを活用し、納期回答やストックアウト状況を一画面で把握する。
オカムラはスチール家具を手掛ける企業で、需要の繁閑差が大きいことを背景に、在庫の適正化と供給の確実性を高めるため全社共通のデータで生産状況を可視化する仕組みを構築した。データ分析基盤Dr.SumとBIダッシュボードMotionBoardを提供したウイングアーク1stが発表した。
2023年8月につくば事業所の新工場竣工に合わせダッシュボードを構築、現場が日常的にデータを活用する流れが広がり、同年12月以降は他の国内生産拠点へ展開。2024年6月には全社意思決定へつなぐため、データを共通指標で把握できる仕組みの構築に着手した。
商品を常備在庫品・在庫品・受注生産品などに整理し、数百アイテムの常備在庫品を重点管理対象とした。2024年10月に日程管理指標のダッシュボードを稼働させ、在庫・受注・生産計画のデータをDr.Sumに集約してMotionBoardで可視化している。
現在は日程管理指標を朝と午後の1日2回登録ユーザーへ配信。欠品の兆候があれば生産側が対処し、常備在庫品のストックアウトを防ぐよう運用している。社内の通路にも大型ディスプレイでダッシュボードを表示し、日常的な変化に気付く環境を整えている。