オカムラは全社サプライチェーン管理にデータ基盤MotionBoardとデータマネジメント基盤Dr.Sumを導入。2023年8月にMotionBoardを一部導入、2024年6月にDr.Sumを追加し、2024年10月から全社一元運用を開始した。
オカムラは経営層から現場まで共通データで生産状況を可視化できる仕組みを構築し、データに基づく需要変動への対応で在庫・受注・生産状況の把握と在庫適正化を進める方針を示した。MotionBoardは2023年8月に導入され、事業所ごとの出来高や生産進捗、スタッフ業務の工数などを管理するダッシュボードの活用が広がっていた。
導入後はFinance・現場を含む全社共通指標で在庫管理状況を把握できる体制となり、MotionBoard上の日程管理指標ダッシュボードで納期回答・在庫・ストックアウト・リードタイム等を一画面に集約、朝一と午後2時の計2回配信する運用が定着した。製品在庫検索ダッシュボードにより営業部門は在庫情報を即座に把握できるようになり、短納期ニーズへの提案幅が拡大した。
オカムラは中期経営計画2028の下で需要創出型企業へ転換を目指し、在庫圧縮と生産体制の最適化を加速する方針を示している。今後はMESで設備の稼働ログやIoTデータを取り込み、データの可視化を超えて判断・行動へ繋げるデータ活用を検討する。
名古屋で開催されるUpdataNOW26で本事例の取り組みを紹介予定で、オカムラの担当者は全社共通指標での見える化拡大とDr.Sumへのデータ集約により本社と事業所が共通指標を確認できるようになったとコメントしている。