9日の東京外国為替市場でドル・円は底堅く推移し、158円台前半に持ち直した。一時は高市早苗首相の発言を受けて円買いが進んだが、その後は買い戻しが優勢となり、午後には158円25銭まで上昇した。
9日の東京市場で円は対ドルで伸び悩みつつも158円台前半へ持ち直し、日米ともに3連休を控える状況の中、実需の動きが市場を振り回した。午前中には高市首相の発言を受けて円買いが一時優勢となり、ドル・円は下値を157円76銭まで切り下げた。
その後売り一巡後には買い戻しが優勢となり、米10年債利回りの低下を背景にドルが買い戻され、午後にはクロス円の堅調さに追随してドル・円は158円25銭まで上昇した。ユーロ・円も177円71銭まで値を伸ばした。
12時時点ではドル・円が158円07銭、ユーロ・円が177円48銭、ユーロ・ドルは1.1228ドル付近で推移し、日米3連休前の持ち高調整の動きと、首相発言を受けた円の信認の影響の判断が対極的に見られた。
今後の焦点はドル・円が158円台を維持できるかどうかで、日米の3連休前の市場ムードが引き続き影響するとの観測が出ている。