米日金利差拡大を背景に円が乱高下し、1ドル=160円前後から156円台へ推移している。来週の米連邦準備制度理事会(FRB)と日銀の政策会合を控え、市場関係者の思惑が交錯している。
外国為替市場では日米金利差をめぐる発言を材料に円の急速な変動が続いており、1ドル=160円前後だった相場は現在156円台で推移している。FRBのウォラー理事が金利据え置きを示唆した一方、日本では日銀の高田総裁寄りの発言もあり、日米の金利差縮小が意識されている。
日銀は17、18日の金融政策決定会合で政策金利を1.25%程度へ引き上げる検討を進めているとの観測がある。市場は日銀の利上げペース次第で円相場の動きが左右されると見ており、FRBの次の動向も重要な焦点となっている。
FRBが15、16日に開くFOMCの結論次第では円高・円安の材料になる可能性がある。一方、トランプ米大統領の利下げ要望など不確実要素も残り、今後の指標発表と幹部発言に市場の関心が集まっている。