NY時間でドル円はロンドン時間の下げを取り戻す展開となり、イラン情勢の不透明感が根強くドル高を支える。
今日のNY為替市場では、ドル円がロンドン時間の下落を相殺する動きをみせた。ドルは他のG10通貨に対しても堅調に推移し、安全資産としての需要が意識された。ドル円は一時156円台半ばまで下落していたが、NY時間にかけて戻りが見られた。
イランのアラグチ外相が米国との協議を仲介する関係者と会談する予定と伝えられ、最新の提案や現状について協議が行われる見通し。ホルムズ海峡の再開や停戦を巡る米国とイランの隔たりは依然大きく、交渉打開への期待は後退している。
ドルの強さは米国とイランの交渉に関する不透明感が続く中、リスク回避の動きとともに安全資産としての需給が映る形となっている。円市場では日米の金利差縮小期待が後退しつつも、日銀の政策動向を注視する展開が続く。
ユーロドルは1.13ドル台で振幅が続くが下値リスクは残る。ユーロ円はNY時間に約179円付近へ戻す展開で、円高の反動的な動きも観測された。ポンド円は207円台半ばをサポートに、ドル円とともに208円台後半へ買い戻される場面も見られた。