ニデックは9月末に巨額の減損を公表しストップ安となった。その後、新社長体制の発表と社長辞任を受け、上場維持の審査や財務健全性の回復が焦点となっている。今後は決算公表と内部体制確認書の提出が山場となる見通しだ。
ニデックは回るもの作りを核とする総合モーターメーカーとして成長戦略を進めてきたが、今は財務の信頼性と上場維持の審査の行方が最も重視されている。AIデータセンター向け液冷装置など成長領域の取り組みはあるものの、減損と品質・統治の不安が株価の基盤を揺さぶっている。
9月には巨額の減損報道が伝えられ、ストップ安となった。その直後には新社長体制の発表と社長の辞任が続き、上場維持の審査と財務の適正性回復が最大の課題として浮上した。
今後のチェックポイントとして、9月30日までに公表される決算と有価証券報告書、10月末をめどとする内部管理体制確認書の提出が挙げられている。財務の健全性が確かめられるまで、ストップ安の解消や回復の時期は不確実性を伴う。
“買っていい株価”の判断には、純資産や悲観時の株価、大口投資家のコスト、アナリスト予想といった指標の使い方を自分で設計することが重要だと整理されている。