ニデックは公表した調査報告で2012年以降844件の品質不正を認定したと発表し、重要品質事案を含む。これを受け株主代表訴訟が提起され、創業者らに対して約287億円の損害賠償を求める動きが進んでいる。
ニデックは2026年9月4日付で、同社調査報告により長年にわたり品質不正が認定されたことを公表した。認定総件数は844件で、そのうち重要品質事案は60件、一般は784件とされる。原因として業績プレッシャーや組織風土の問題が指摘され、顧客承認なしの材料・工程・設計変更、検査データの改ざんなどが例として挙げられている。これを受け社長は謝罪したが、安全影響なしとしてリコールはないとの説明も併せて行われた。
同日、株主代表訴訟が起こされ、創業者の永守重信氏と小部博志氏を被告として、約287億円の損害賠償を求める請求が提起された。訴えは「株主が個人に対して補填を求めるもの」との趣旨で、開示義務の有無や業績への影響については別件として進行しているとの表現がある。