欧州通貨が軟調に推移し、原油高と米債利回りの上昇が重石となっている。ロンドン市場ではユーロ・ポンドが対ドルで安値を更新し、エネルギー価格の上昇リスクが相場材料として意識された。
ロンドン午前の取引で欧州通貨は軟調となり、ユーロは対ドルで1.1287付近、ポンドは1.3210付近とそれぞれ日通の安値を更新した。ユーロ円・ポンド円も円安の動きが一巡し、ユーロ円は179円近辺を高値に178.60台まで反落した。
報道によれば、米政府がディーゼル輸出禁止の可能性を示唆し、仏独に備蓄放出を求める動きが伝えられている。欧州の製造業PMIは拡大域を維持しているものの、エネルギー価格上昇リスクが相場材料として重視されている。
EUR/USDは1.1290、EUR/JPYは178.82、GBP/USDは1.3211、GBP/JPYは209.25といった水準が示された。エネルギー関連の懸念が欧州通貨の動きを抑制している。
今後もエネルギー供給や米利回り動向に引き続く警戒感が続くとみられている。