伊藤忠商事とAnfiniの対談動画で、IT組織を提案型へ転換しAIを活用したビジネス変革を進める構想が語られた。海外拠点を含む組織編成と実行体制の強化が示唆された。
伊藤忠商事のIT戦略を担当する原田氏と、Anfiniの橋本氏が対談し、コンサル型ではなく提案型のIT組織づくりを通じてAI実装を加速させる「ゲリラ集団」構想を共有した。対話の中で、両者はビッグピクチャーを描きつつ現場の実行力を高める組織設計を重視していることを確認した。
AIを軸としたビジネス変革を進めるため、AIと業務を深く理解する人材を組織の中で育成し、提案から実装までを一体で進める体制を整える方針が示された。これには海外拠点のベトナム・香港を含むグローバル展開が含まれており、現地のリーダーが組織運営とAI推進を担う。
Anfiniは海外拠点の組織変革にも深く関与し、若手人材の英語力とAI知識を活かして海外顧客と直接ディスカッションできる体制を作る方針を語った。さらに SAPのS/4HANAクリーンコア化を完了させ、データ統合基盤の整備とAI基盤の構築を同時に進めることで、経営データを一元化しイノベーションを促進する狙いが説明された。
Anfiniの戦略と組織運営思想を取り入れ、伊藤忠の全社的な変革を支える実践的な取り組みが紹介された。対談を通じ、構想力と実行力を両立させる新しい組織モデルが浮かび上がり、今後の協働での展開が注目される。