14日の東京市場は強弱観が対立する中で、前日の半導体株の下落分を買い戻しで補う展開が想定され、下値は硬いと見込まれる。米国株動向や今夜発表の米CPIを見極めつつ、相場全体の方向感には慎重さが残る。
前日の欧米市場では高安まちまちながら半導体関連株の下落が指数を押し下げ、アプライド・マテリアルズが6.7%安、マイクロン・テクノロジーが3.6%安と大きく売られた。これを受けて日本市場でも売りが先行する場面があったが、急落後には買い戻しの圧力が働くとの見方がある。
日経平均の下値を支える要因として、買い戻しの動きが想定される一方で、米国株の動向や米国の9月CPIの発表待ちによる上値の重さも意識される。金融株はシティグループの大幅安やゴールドマン・サックスの朝高後の軟化が目立ち、相場全体には上値重い流れが続く可能性がある。
13日の米国市場ではダウが前日比約180ドル超安、ナスダック総合は約41ポイント安と小幅反落。世界的に半導体セクターには向かい風が強い局面が継続するとの観測がある。
本日の日程としては、9月の米消費者物価指数(CPI)の発表が控え、相場の方向感を左右する要因となる見込み。その他にはマネーストックや投信概況などの発表もある予定で、米中の経済指標の動向が市場の手掛かりとなりそうだ。
なお、今月下旬から本格化する企業決算は好調が予想されるとの観測があり、好業績期待銘柄には根強い買いが見込まれる状況が伝えられている。